シーツを洗う頻度はどのくらい?

人は寝ている間に、コップ1杯分(約180~200ml)の汗をかくと言われています。そんな大量の汗がついたシーツを洗濯せずに放置してしまうと、黄ばみや雑菌の繁殖、最悪の場合はカビが生えてしまうこともあります。

シーツの洗い方&干し方

そのため、特に汗をかく夏場はもちろん、最低でも週に1度のペースで洗濯すると良いでしょう。毎日忙しく、シーツを洗う時間がない時は、数枚のシーツを交換して使いまわすのもひとつの方法です。

いずれにせよ定期的にシーツを洗い、衛生状態を維持しましょう。

シーツの洗い方とは?

まず洗濯マークか手洗いマークが付いているかどうか、洗濯表示を確認しましょう。もしよだれや血液など汚れがひどい部分は、洗濯機に入れる前にその部分だけを手洗いしましょう。

よだれなどの軽い汚れには洗剤や重曹、血液には漂白剤などを使うようにします。その後、シーツを畳んで洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗います。手洗いコースやドライコースなどの利用がおすすめです。

その際、のり剤を使用すると、新品のような仕上がりとなります。のりを使いたい場合は、各洗濯機の指示に従って使用しましょう。一般的には次のような手順となっています。

  1. 洗濯が終わったら、のり付けしたいシーツを洗濯機からとりだす。
  2. 水をためてから、のり剤を入れてよくかき混ぜ、均一にする。
  3. 3分程度洗濯機を回す。
  4. 軽く脱水をして、干す。

シーツの干し方とは?

脱水後、シーツはすぐに洗濯機から取り出しましょう。そのまま放置してしまうと、ニオイの原因となるので、早めに干すことが重要です。干す際には、手で軽くたたいてシワを伸ばし、物干し竿を1本使って干すようにしましょう

もちろん、1本でも干せるのですが、2本使いM字型にすると早く乾きます。そして、シーツを取り込む際には、一度大きくはたいて、ホコリや花粉などを落としましょう。

物干し竿がない場合は、洗ったシーツをハンガーにかかるサイズに折り、2本のハンガーの間にシーツを通して干しましょう。ハンガーについているクリップにシーツを挟むと、風で飛ばされる心配もありません。

たくさんのシーツを1度に洗いたい場合は、コインランドリーを利用したり、クリーニングに出すこともひとつの方法と言えるでしょう。洗濯のプロであるクリーニング店に依頼すると、落ちにくい汚れも落ち、さらにきれいになるのでおすすめです。